こんにちはー。ヒーラーの大澤です。
今回の話は先日までの話と少し被るかもしれませんが、ご容赦ください…(汗
今回は精神医学や心理学のある理論もちょっと付け加えますが、心理学者“アブラハム・マズロー”が提唱した【段階欲求説】ってご存知ですか?
これ、ヒーリング的に解釈すると結構面白いんです。(実は臼井式レイキ講座の中でも、この話が出てきます!>>>>臼井式レイキ講座はこちら)
まずこの段階欲求説の概要をちょーザックリ説明します。
ピラミッド型になっていて、下の大きな欲求が満たされると、もうひとつ上の段階の欲求を満たそうとする心の働きを表したものです。
生理的欲求…睡眠、食事、空気、水とかね。人が生物として存在する上で必要不可欠な欲求。
安全欲求…「暑さ寒さを凌げる家がある」とか「毎日暴力などなく安心安全に暮らせる」とかそういう生活をしていく上で基本的に必要な欲求。
愛と所属の(帰属)欲求…家族や会社など「どこかのコミュニティに入りたい」とか「仲間が欲しいなあ」というどこかに属していたいという欲求。ここが満たされてないと孤独感が強い。
尊厳(承認)欲求…「認められたい」とか「尊敬されたい」というもの。社会的欲求で自分以外の人間が出てきたので出てくる欲求。これが欠乏すると劣等感に苛まれたりします。
自己実現欲求…「自分らしく生きて生きたい」とか「目標を達成したい」とか、自分自身に向けた欲求です。(上の絵にはありませんが、更に上に自己超越欲求というのがあります。)
さて、スピリチュアルでは、これらが人間の様々な欲求の根柢と考える場合もあります。日常生活での嫉妬や怒りや不安や悲しみはここを満たしてないが故の誤作動なんですね。
【どの欲求が満たされていてどの欲求が満たされてないか】を確かめるには、下記の文言をひとつずつ疑問形にして自分に聞いていってみてください。➔「私は〇〇してもいい?」
生存欲求=「私は存在しても良い(生きていても良い)」
安全欲求=「私は安心安全でいても良い」
愛と所属の(帰属)欲求=「私は愛されても良い(私はここにいても良い)」
尊厳欲求=「私は認められても良い」
自己実現欲求=「私は自分らしく生きても良い(目標を達成しても良い)」
そこで気になるものがあったら、そこがあなたの不調の核ということです。
そしたらその言葉を、今度は疑問形ではなく肯定形として言い聞きる。自分自身にそうなることを許してあげるって感じです。➔上記のように「私は〇〇しても良い」
心の底から思えなくても大丈夫です。ちゃんとカラダには届いてるので♪
複数ある場合は下位の欲求から許可してあげていってくださいね。
許可してあげることによって無意識に自分自身を縛り付けてきた「私はこうでなくてはいけない」「私はこうあるべきだ」という思いが次第に少しずつ外れて来ます。
そして滞っていたエネルギーが循環しはじめ、カラダもココロも徐々に楽に元気になってきます。人生が変わることだってあります。もちろんいい意味で♪
是非お試しくだされ!
ではまた明日~(^^)/