こんにちは、ヒーラーの大澤です。
前回は「色々な不幸が重なってる時に、更に、今度生まれてくる我が子に18トリソミーという障碍があることが分かった」ということと「スピリチュアル的な教示やそういう視点も一切役に立たなかった」というお話でした。(参照:父として、またヒーラーとして18トリソミーの我が子を全力でサポートする所存。【前編】)
「スピリチュアル的には…」と知っていても「で?だから何?」という感じでした。今でこそ心から感謝出来ますが、心温かい方からの励ましも「経験あるんですか?あなたに何が分かるんですか?」「そんなトーンで言えるのは結局は他人事だからでしょ?」という気持ちで受け取ってしまう時期もありました。
兎に角、全然物事を俯瞰して見ることなんて出来なかったし、周りの幸せそうな人が憎くて羨ましくてたまらなかったですね。
冷静に考えれば【幸せそうに見えてるだけで、実は相当な涙と努力を経験してるorしてきた】という人だって沢山いらっしゃると思います。
長く不妊治療に取り組まれてたり、子どもが出来ない人からしたら「贅沢な悩み」と言われるかもしれないし、「一番大変で可哀想なのはお子さんでしょ!自分の事ばっかりじゃん」って思われる方もいるでしょう。
でもこれが正直な気持ちでした。隠しません。自分の小ささも弱さも。
それから奥さんと色んな話をしました。命を授かるという事、親になるという事、人の出会いや縁の事…他にも沢山。そうしていく中で今はどう思っているのかというと
僕たち夫婦はこの子の為にやれるだけの事はやってきました。足りない部分もあったかもしれないけど、これが今の僕たち二人に出来る最善だったと思ってます。
この子の人生は苦労が多いかもしれない。でも【障碍がある】というだけで「愛おしい我が子」であり「尊い命」には何の変りもないわけです。
奥さんもこれらの考えに賛同してくれていて、お互い少しづつ前を向けるようになってきました。この経験を通して、悩みや悲しみに暮れる方々の気持ちがより深く理解出来るようになりました。
そりゃあ勿論、元気で健康な子が生まれてきてくれたら最高です。
でも、そのことでこれ以上悩んだり凹んでても何も状況は変わりません。だったらこの状況を受け止めて、今出来ることを全力で取り組むのみです。
僕たち夫婦は、少しでもこの子が生きやすい人生を送れるように、環境を整えサポートしていきます。今はこの子に会えるのが待ち遠しいとさえ感じています。
そして僕は今その日の為に、この子の為に、一縷の望みをかけて【僕に出来ること】をやっています。
ではまた明日(^^)/