こんにちはー、ヒーラーの大澤です。
前回は【真の中庸とは、中庸という概念にもとらわれない、こだわらない、傾きすぎないことなのでは?】というお話しでした。
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今回は「『引き寄せの法則』ってスピリチュアル??」ということについて、短めにザックリとお話をしていきたいと思います。
まず、僕個人としては『引き寄せの法則』がスピリチュアルだと思ったことは一度もありません。
このふたつの同一視は「ラーメン、カレーって日本食だよね?」と同じくらい違和感を感じます。(どちらも大好きです笑)
引き寄せの法則を否定するつもりは全くありませんし、このふたつを秤にかけて優劣をつけるつもりもサラサラありません。
ただ単純に「スピリチュアルと引き寄せの法則は違うジャンルだよ」って言いたいだけですので、どうぞ悪しからず…。
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さて、まずスピリチュアルと引き寄せの法則はある点に於いて決定的に違います。
それは
スピリチュアルは内側や過程に重きを置いていますが、引き寄せの法則は外側や結果に重きが置かれています。
簡単にいうと『外側の為に内側がある』か『内側の為に外側がある』かの違いです。
スピリチュアルは後者ですね。
引き寄せの法則でも「あなたの意識があなたの現実を作る」という概念があり、自分の在り方や意識のことを謳ってるので内側の話っぽいんですが
よくよく見ていくと『夢や憧れが叶うか』『欲しいモノが手に入るか』という自分の外側の世界に対する比重がとても大きいんです。
自分の夢や憧れ、欲しいモノについて思いを巡らすこと、手に入れたいと思うことは肉体をもってこの世に生きてる以上とても大事なことですし
『意識を変えた結果、周りの状況が変わっていく』という話はスピリチュアルでもよく出てきます。
ただスピリチュアルにとってそこはメインテーマではありません。
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スピリチュアルでは『ポジティブなこともネガティブなことも含めて様々な経験・感情・気付きを味わう』ということ
『自分の外側で起こっていることを通して、自分の内側を知り、精神性・霊性を高める』ことを人生の目的として謳っていて
そうして自分を磨いて内側がより輝いていった副産物として、外側の状況や物質が魅力的に捉えられるようになったり、そのように変化していくってだけなんですね。
さらに、スピリチュアルで謳っているのは
「生まれてくる前に自分で選択してきた【宿命(国、時代、骨格、親etc…)】【アカシックレコード(人生の大まかな設計図)】は努力や意識で変えることは出来ない」ということ。
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変えられないからこそ深く学べることがあるし、それによって強烈に自分を見つめることが出来ます。
また、スピリチュアルでは随所に【あの世】【霊魂】【輪廻転生】etc…の話が出てきますが、引き寄せの法則ではここはあまり重要視してません。
『前世で母と娘という立場だった二人が、今世では相手の苦労や喜びを理解する為に、逆の立場になって生まれ変わる』という話
『肉体を脱ぎ捨てて魂だけの存在になった奥様が、様々な手段を用いて遺された旦那様にその深い愛情に満ちた思いをお伝えする」という話も出てきません。
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スピリチュアルは【あの世】【霊魂】【輪廻転生】etc…の概念があってこそですから、そうなるとやっぱり引き寄せの法則とは別のジャンルなのかな?と思います。
それではまた後ほど~(^^)/